だれでもおいしく淹れられる「Ready to」。子育て中の編集者・ライターが、日常生活に取り入れてみました。その使い心地を甘いおやつとともに日記につづりお届けします。
試す人:徳 瑠里香
編集者・ライター。在宅ワークのフリーランス。夫と6歳の娘と東京で暮らす。コーヒーは甘いおやつと一緒に愉しみたい派。軽やかな味わいの浅煎りが好み。 @rurikatoku
1日目・水曜の朝/はじめまして、ドリッパー
仕事に育児に慌ただしい毎日、思考と手を止めて、ほっと一息できる時間がほしくて、ドリッパーを購入。今のところほかに専門グッズは持ってないので、いつも使っている秤と鉄瓶で淹れてみました。注ぎが細くなくても、らせん状にくるくる回ってゆっくり抽出されるから、香りが立って、ちゃんとおいしい。この手軽さと味わいは、毎日淹れて飲みたい。
2日目・木曜の朝/小窓からコーヒーを見つめて
娘を保育園に送り、仕事のきりがいいタイミングで、コーヒーブレイク。カップにドリッパーを乗せて気軽にコーヒーが淹れられるのがいい。小窓からコーヒーがぽとり、様子が見えるから注ぎすぎることもない。ママ友がくれたテリーヌショコラが濃厚で口福。器は山形・鶴岡を旅したときに訪ねた「陶 中村」さんのもの。1日の中でほんの数十分、こういう時間があるだけで満たされます。
3日目・金曜の朝/和菓子とコーヒー
今日のカップは仏ヴィンテージの“湯呑み”。浅煎りはおうちで淹れるのは難しいと思っていたけれど、Ready toのドリッパーなら、酸味もほどよく、おいしく淹れられる。コーヒーのお供は「鈴懸」の小さな最中とどら焼き。娘のこんぺいとうも少しだけ。岐阜県多治見の「3RD CERAMICS」さんの器に乗せていただきます。
4日目・土曜の昼/娘のドリップ初体験
6歳の娘が「やってみたい!」ということで、見守りつつお願いすることに。ペーパーの端を折らなくてもいいからセットがしやすい。週末は家に友だちを招いて食卓を囲む機会が多いので、複数人用にカラフェも追加購入。今日はママとパパのふたり分。おやつもたくさん盛り付けてくれました。いつもより特別な家族のコーヒーブレイク。
5日目・日曜の昼/娘、喫茶オープン
今日はなじみの友人が我が家に遊びにきてくれたので、ランチのあと、娘にコーヒーを淹れてもらうことに。鉄瓶は重いので娘は急須でお湯を注いでいます。カラフェが二重構造で熱くならないのも安心。大人の友人に喜んでもらって、家で「喫茶」をやりたいと張り切っています。ぜひお願いしたい。
5days with Ready toを終えて
コーヒーを丁寧に淹れている余裕はない!とハンドドリップに少しハードルを感じていましたが、Ready toの気軽さなら、おやつも一緒にコーヒーブレイクが習慣になりそうです。娘が淹れてもブレずにおいしいので、週末の家族の時間や友人たちと食卓を囲む際に「喫茶」を開いてもらおうと企んでいます。