はじめてのマーナ vol.4 | 仕事と生活を上手にうごかす

2026.10.9

まだマーナのアイテムを使ったことがない人、いくつかしか持っていない人。そんな人にこそ、マーナの商品を使ってほしい。きっと嬉しい驚きや、幸せな出会いがあるはずだから。この連載では、マーナビギナーの方にマーナ商品を使ってもらいながら、その暮らしをちょっとだけのぞかせていただきます。それぞれの個性やライフスタイルに合わせて、スタッフが心を込めて選んだ「はじめてのマーナボックス」。今回お届けしたのは、東京都内の見晴らしの良いマンションに住む、西小路舞姫さんです。

オフィスとキッチンが心地よく同居する、見晴らしの良いリビング

お部屋を訪れた瞬間、目に飛び込んできたのは、リビングの大きな窓です。遠くの緑が揺れ、窓についた雨粒が光に反射してきらきらしています。お部屋の中に目を向けると、木の質感とグリーンでまとめられたインテリア、窓際に置かれた雑貨たち。ここが西小路舞姫さんの自宅であり、仕事場でもあります。

友人に造作してもらったというキャビネットがついたキッチンは、リビングから一段上がるつくりになっていて、カウンター越しに窓の外を一望できます。リビングの奥にはワークスペースがあり、仕事道具がずらり。寝室の入口に目を向けると、人懐こそうな猫がこちらを見ています。誰もが一度は憧れる、クリエイターの仕事場兼自宅といった感じ。

「プロデューサーやディレクターとして、ウェブサイトや映像をつくったり、ブランディングの仕事をしたりしています。この部屋は、まだここの家賃がギリギリ払えるかという頃に、『ちゃんと好きな空間で暮らしたり、豊かな時間をすごそう』と思い切って借りました。そうしたら、それを追いかけるようにたくさんの仕事をいただけるようになって。とても気に入っているので、ずっと更新して住みたいなと思っています」

この部屋にある雑貨や家具は、全て選び抜かれたこだわりのものだそう。

「身の回りにあるものは、自分が好きなものにしたい。雑貨も家具も、ひとつひとつについて熱く語れるほど、こだわりがあります。仕事の近くで暮らしていると、ときどき煮詰まってしまうことがありますが、好きなものに触れると気持ちを切り替えて頑張れるんです」

西小路さんが話していると、猫がこちらにやってきました。西小路さんが偶然保護したのだそう。名前はぽーちゃんです。この部屋は、ぽーちゃんにとっても居心地が良いらしく、部屋から部屋へと楽しそうに動き回っています。

はじめてのマーナは、「極 冷凍ごはん容器」

食の仕事をしていることもあり、時間に余裕があるときに、食材を活かして調理することにこだわっているという西小路さんには「極 冷凍ごはん容器」をお贈りしました。

「ラップで巻いた冷凍ごはんの見た目がなんとかならないかなとずっと思っていました。この間、友人を招いて食事をしていたら『締めにごはんが食べたい』と言われたのに、ちょうどラップで巻いた冷凍ごはんしかなくて。べちゃっとしたごはんを出すのが申し訳ないなと思っていたところなんです」

箱を開けながら、ごはん容器のデザインを手にとって眺めます。

「このデザインなら、友だちが来た時にも堂々と冷凍庫から出せそうです。一人でご飯を食べるのに急いでいる時はこの容器のまま食べるのでも十分かもしれない。パッケージに書いてある説明書きは、慣れるまでキッチンに貼っておこう」

炊きたてのごはんと、おかず。しあわせな朝ごはん

ごはん容器が活躍するのは、朝ごはんの時間です。夜明け頃に起きてランニングをし、くたくたになってシャワーを浴びる。その後に食べる朝ごはんは、格別においしいのだそう。朝ごはんの支度を見せていただきました。

手早く冷凍庫からごはん容器を取り出し、レンジに入れます。

「このごはん容器、思っていたよりごはんがたくさん入ることに驚きました。手に持った感じは小ぶりだなと思いましたが、蓋が丸みのあるデザインなので、たっぷりよそうことができます。この形のおかげでごはんをつぶさずにふわっと盛れるのがいいですね」

温めている間に、鍋につくってあるおみそ汁に火を入れます。今日は、さつまいも入り。おみそ汁が温まり、漬け物を小皿に持ったところでレンジの音が鳴りました。

蓋をあけると、ふっくらとしたごはんが、つやつや光るようにならんでいます。

「炊きたてのごはんみたいにお米の粒が立っていて、嬉しくなっちゃいます。これまでのラップで巻いた冷凍ごはんと、ふっくら具合が違うのが見ただけでわかります」

お箸を使って、手際よくお茶碗にごはんをうつしたところで、この容器の特長に気づいていただきました。

「容器に入っているすのこがちゃんとごはんを受け止めてくれて、その下に水分が溜まるようになっているんですね。これだけの水分を逃がしてくれているから、べちゃっとしないんだ」

窓際の大きなテーブルに朝ごはんをならべて、さっそくいただきます。ほくほくしたごはんを、一口運んで、しあわせな笑顔。

「朝ごはんはやっぱり和食が好きだなあ。おいしいごはんと、ちょっとしたおかずがあれば、とてもいい気分になれます。ごはんのお供には、おみそ汁とその時に冷蔵庫にあるおかずを食べることが多いです。ウインナーを鍋で茹でて、少し油を落としてから食べるのもおいしいですよ」

この部屋でいただく毎日の朝ごはんを想像すると、なんだか豊かな気持ちになってきます。

仕事と生活のちょうどいい距離感

ひとつの部屋で、寝て起きて、食べて、仕事をするってどんな感じなのでしょう。この部屋での暮らしのこと、大切にしていることを教えてくれました。

「これまでは、自分にプレッシャーをかけながら成長していく感覚を楽しんできました。おかげで色々な仕事ができて、とっても幸せです。だけど、最近は忙しすぎる生活に少しだけブレーキをかけて、生活の余白をつくりたいなと思っているんです。ただ生きるだけではなくて、好きな家具を揃えたり、花を活けたりすることを大切にするようになったんです」

「そう考えるようになってからは、何気なくやっていた自炊の時間が、大切な仕事の息抜きになりました。どれだけ忙しくても、2、30分のごはんの準備の時間をちゃんととる。その時間が、仕事と距離を置くいい休憩になるんです。それが難しくなったら、忙しくなりすぎだから、ちょっと休む。そしてまた、元気に働く」

暮らしが仕事を助け、仕事が暮らしを彩って、好循環を生んでいく。そして、それを楽しくまわすための工夫がこの部屋にたくさん隠れている。それは、友人が作ってくれたキッチンのキャビネットであり、お気に入りの器であり、朝はウインナーをちょっと茹でること。その工夫のひとつに、ごはんの容器が仲間入りしたことを少し誇らしく思いました。

『はじめての◯◯』を教えて

『はじめて』の大きな買い物は?
京都のTORINOKI FURNITUREという家具ブランドの一枚板のテーブル。東京で行われたポップアップでこの一枚板と目が合った気がして、その後京都に足を運んで購入しました。当時の私にとっては大きな買い物でしたが、「おばあちゃんになるまで使おう」と勇気を出して購入。今では部屋の主役になっています。

最近取り入れた、『はじめて』の暮らしの習慣は?
朝ランニングをすること。最初は、夏気持ちよく走れるという理由で4時頃に走りはじめて、そのまま習慣になりました。まだ暗いうちに走って、帰ってきて、朝ごはんを食べたり、ちょっと寝る時間がとても気持ちいい。仕事が溜まっている時や忙しい時こそ、意識して朝のランニングをしてリフレッシュしています。

これからやってみたい『はじめてのこと』は?
ちょっと激しい運動をやりたいなと思っています。大学時代はチアリーディングをやっていて、アクロバティックな技をやったりしていたんですよ。その時のように体を動かして、バク宙をしたり、マラソンに出たりしたいなと思っています。運動をしている人が持つまわりを明るくする気持ちよさにあこがれています。

Profile
西小路舞姫さん saicorom Inc. プロデューサー / ディレクター
宮崎県出身。WEB、映像、冊子、SNS、アートワークなど、ジャンルや媒体にとらわれず、ブランドやアーティストのクリエイティブを企画・制作している。サイコロコレクターでもある。

写真と文:出川 光