「毎日のあたらしい家庭料理」を提案する料理家の今井真実さんに教わる、夏のレシピ。今回は、食材がサクサク切れる「料理のハサミ」でつくる「濃厚豆腐キムチそうめん」。暑い時期でも、さっとつくれて、お腹にスルスルおさまる。簡単でヘルシーだけどちゃんと満たされる麺料理です。
濃厚豆腐キムチそうめん
▼材料(1人分)
素麺…100g
・タレ
豆腐…175g(1/2丁)
豆乳…100cc
醤油…小さじ2
エゴマ…3枚(大葉でも可)
青ネギ…1本
・トッピング
ツナ缶…適量
キムチ…適量
ごま油…適量
▼つくり方
①素麺を表記の時間通りにゆでて、冷水でしめる。
②ボウルに水切りした豆腐を入れて崩し、豆乳、醤油、刻んだエゴマと青ネギを混ぜ合わせ、①を加える。
POINT「豆腐は絹のほうがなめらかに仕上がるのでおすすめです。ちゃんと水切りすると濃厚になります。崩すのは、泡立て器でもヘラでも手でも◎」
POINT「エゴマはスーパーで買える食材なのでよければ試してみてください。大葉でも代用可能です。ハサミで軸をとり、繊維を断ち切るようにカットすると、タレによく馴染むなめらかな食感になります」
POINT「タレと麺をしっかり絡ませます。素麺の塩分によっても味わいが変わってくるので、味見をしながら醤油はお好みで調整してみてください」
③器に盛り付け、刻んだキムチとツナをトッピングする。
POINT「トッピングはお好みで。ツナはなくても結構ボリュームがありますよ。キムチもハサミで刻むと食べやすくなります」
▼使用したアイテム
ハンドルの色が爽やかなホワイトの「料理のハサミ(WEB限定色)」
「料理のハサミがあれば、まな板も包丁も出さずに、ボウルの中で調理が完結。タレがついても、キムチを切っても、切り心地が悪くならないのでサクサク手が動きます。分解してしっかり洗えるのも清潔でうれしい。
今回のレシピは、こってりしていないけど食べ応えがある、体にもやさしい麺料理です。夏の暑い日に、ぜひつくってみてください」
Profile
今井真実さん
兵庫県神戸市出身、東京都在住。「つくった人が嬉しくなる料理」をモットーに、雑誌、web、企業広告など、多岐にわたる媒体でレシピ制作、執筆を行う。著書に『毎日のあたらしい料理 いつもの食材に「驚き」をひとさじ』(KADOKAWA)、『いい日だった、と眠れるように 私のための私のごはん』(左右社)ほか。
Instagram:@mamiimai
写真:今井 裕治
文:徳 瑠里香