よみもの

vol.2/浅野美奈弥さん(モデル・料理家)

第2回はモデルで料理家の浅野美奈弥(みなみ)さんが登場。華やかな肩書きの裏にある実直な歩み、そんな彼女の暮らし観やマーナ商品の使いこなしを伺いました。
 

挫折を機に、モデルで料理家という唯一無二の道へ

「今、自分のために朝ごはんをつくるのが、すごく楽しいです」

そう話すのはモデルで料理家の浅野美奈弥さん。オーナーを務めるケータリングサービス『美菜屋』は彩りと食べごたえを兼ね備えたお弁当が大人気。ふたを開けると思わず歓声があがるほどです。

活躍の幅をぐんぐん広げる彼女ですが、はじめから順風満帆だったわけではありません。スカウトを機に上京したものの、オーディションに落ちるたび失う自信。強みを見つけようと模索し、たどり着いたのが料理でした。

(旬を活かしたヘルシーで満足感のあるお弁当)

「自立できるくらい仕事していたのに、当時は胸を張ってモデルと言えませんでした。転機は26歳の時に体調を崩したこと。食生活を見直したことで、体もマインドも前向きに。食を通じてすこやかな美の在り方を提案したいと思ったんです」
 

地道にコツコツが、人生を切り拓く

 
『美菜屋』立ち上げ当初は「朝から深夜までがむしゃらに働いていた」と振り返る美奈弥さん。最近は仲間が増えたことを機に厨房からは離れ、自身の暮らしに目を向ける余裕が生まれました。

今、大事にしているのは、朝ごはん。

「朝、羽釜でごはんを炊くことから一日を始めます。白米と玄米1:1で混ぜるのがこだわり。炊飯中の20分でメールチェックをして、お味噌汁とおかずを作るのが楽しみなんです」

羽釜には保温機能がないため、食べきれない分はすぐに冷凍。そんな日常にマーナの「極 冷凍ごはん容器」が寄り添ってくれました。

「いわゆる冷凍ごはんの味ではなく、ふっくらしていて驚きました。今まではラップ+アルミホイルで包み冷凍することで炊きたて感を再現していましたが、それと同じおいしさだったんです」


極 冷凍ごはん容器
「ラップとアルミホイルに包む手間が不要で繰り返し使えてゴミを減らせるのもうれしい」

加えて「料理のハサミ」もお気に入りに。普段から多種多様な台所道具を使いこなす美奈弥さんから見て、マーナのキッチンバサミは?

「グリップがシリコンなのかな?フィットするので切り続けても指が痛くならず、使いやすいです。元々キッチンバサミがとても好きで、面倒な日はハサミだけで調理するほど(笑)味噌汁の具、そうめんの薬味、これ一つですべて切れました」


料理のハサミ
かたい野菜もお肉もすぱっと切れる「まな板と包丁を出す手間を省けるのも最高です」

「私、手を動かすことを信じてるんです。現場から離れた今も、本当は朝から厨房でおにぎり握りたいくらい」

そう朗らかに笑う横顔に、華やかな肩書きの裏に宿る実直な生きざまを感じます。料理も人生もコツコツと。それが豊かに生きる美奈弥さん流・秘伝のレシピなのかもしれません。
 

Q&A
Q1・人生を変えた転機は?
フルマラソンを完走したこと。運動キャラじゃなかったからこそ自信になり、料理家を目指すきっかけになりました。
 
Q2・暮らしのインスピレーションは?
インターネットで満足せず、実際に足を運ぶこと。最近は野菜づくりを始めたので、茨城の畑によく行きます。
 
Q3・マーナ商品の魅力は?
キッチンアイテムが豊富に揃っているので、料理が楽しくなる。私も日常的に利用したいと思いました。

Profile
浅野美奈弥さん
モデル、料理家。2019年にケータリングサービス「美菜屋」をスタート。旬の食材を取り入れた美しいメニューが話題。
Instagram:minami_asano

写真と文:七緒