よみもの

vol.6後編/しらいのりこさん(お米料理研究家)

キッチン、トイレ、お風呂場など、家中でマーナ商品を愛用するしらいのりこさん。後編では、実際に料理をこしらえながら「きほんのキッチンツール」の使い心地を聞かせてもらいました。

「シンプルで清潔が一番」しらいのりこのキッチンツール論

お米料理研究家として、雑誌や書籍、TVなどで大活躍のしらいのりこさん。仕事場であり暮らしの場でもあるキッチンには、鉄のフライパンやステンレスのキッチンワゴンなど、使い込まれた道具が所狭しと並んでいます。

キッチンツールのこだわりを伺うと「シンプルで、清潔を保てることかな」と一言。そこには無理なくおいしいご飯をつくるヒントが隠されています。

「見た目も機能もシンプルが好きで、使いやすく、洗いやすいのが一番。たとえばオークスの『計量みそマドラー』はステンレスで洗いやすく、一つの用途に特化した機能性。なくてはならない存在です」

逆に使わなくなるツールは?

「置き場所に困ったり、フチに汚れが残りやすいもの。道具って面白くて、自然とふるいにかけられていくんですよね。使いづらいものは意識せずとも手に取る回数が減っていくから」

想いが行き届いてる。だからマーナは使うのが楽しい

さあ、いい香りがしてきました。今日の献立は焼き菜の花につくね、さつま汁と土鍋ごはん。しらいさん「きほんのキッチンツール」の使い心地は、いかがですか?

「シンプルで使いやすく、洗いやすい。めんどくささが一つもないから、すでにヘビロテしています。一番使いやすかったのはターナーです。先端のシリコーンがやわらかくしなるから差し込みやすい。ターナー系は他社商品にもいいものがありますが、マーナも良いですね」

菜箸は箸先がシリコーンでつかみやすく、耐熱性もあるからガシガシ使えます。木の菜箸は箸先が黒ずむのが気になるんです。ダークグレーは汚れが目立ちづらいし、一式揃えたらかっこいいと思う。適当に選ぶといつか買い替えることになるから、はじめから使いやすいものを選んだ方が良いですよね」


きほんのキッチンツール
「ダークグレーの色味がしっくりなじみます」

しらい家にマーナ商品が増えていく理由は、とてもシンプルです。つくり手の想いが行き届いているから、使いやすい。使いやすいから、もっともっと使いたくなる。


(あっという間においしいご飯が完成)

「こないだトイレポットを買って驚きました。袋がすっぽり隠せて外にはみ出ないデザインで。あったらいいなって機能がすみずみまで行き届いていて、きめ細かな思いやりにふれる喜びがマーナにはあるんです。つくるものに人柄って出るから、社員さんがいい人なんだと思う。だからもう社風ごと好きです(笑)」

Q&A
【Q1】つい通ってしまうスーパーは?
東陽町の「イキイキ生鮮市場」は最高です。特に刺身のサクの充実度。そして塊肉コーナーは「肉のハナマサ」にも匹敵。スーパー界の「極しゃもじプレミアム」だと思います(笑)
 
【Q2】器を選ぶ時に大事にしていることは?
“盛り映え”する器を選ぶことが多いです。一見地味でも料理を盛りつけるとすごくおいしく見える器を集めています。
 
【Q3】最近買ったマーナ商品は?
色々とありますが、浴室の壁に磁石で取り付ける「マグネットディスペンサー」。最近はお風呂場にもマーナ商品が増殖中です(笑)

Profile
しらいのりこさん
お米料理研究家。夫・ジュンイチさんと炊飯系フードユニット「ごはん同盟」としても活動中。著書『お弁当はこれでいいのだ』ほか多数。
Instagram:@shirainoriko

写真と文:七緒