2024.2.16
青果ミコト屋のシェフ・伊藤渉(わたる)さんに教えてもらう、旬の野菜をシンプルな調理方法で愉しむシリーズ。第一回は「キャベツの押し焼き」。表面を焦がして香ばしさと甘みを引き出し、中のレアな食感とのコントラストでうまみが引き立つひと皿です。
<材料>
キャベツ…1/4個
塩…ひとつまみ
ブラックペッパー…適量
オリーブオイル…適量
パルミジャーノチーズ…お好みで
レモン…お好みで
<つくり方>
1. 鉄のフライパンにキャベツの断面を下にして入れ、フライパンよりひとまわり小さいふたや鍋で重しをしながら、5~10分程度中火で焼く(フッ素樹脂加工のフライパンでもOKです)。
2. しっかり焦げ目がつくまで両面を焼く。
3. お皿に盛り、塩、ブラックペッパー、オリーブオイル、お好みでパルミジャーノチーズ、レモンの皮を丸ごとすりおろしてかけると、さわやかな香りが際立ちます。食べるときにさらにレモンを搾っても。
「ステンレスのトングだと食材を傷つけやすかったり、菜箸だと食材が滑りやすかったりしますが、このトングはそんな心配がありません。簡単な炒めものにも使えて、料理を取り分けるのも楽。調理前から、調理中、調理後まで、通して使いやすいですね!」
写真:藤田二朗(photopicnic)
文:野村美丘(photopicnic)