よみもの

vol.6前編/しらいのりこさん(お米料理研究家)

第6回はお米料理研究家・しらいのりこさんが登場。「わが家はマーナ御殿」と語るしらいさんに、愛用品の使いこなしをたっぷり伺いました。大盛り上がりのため、特別に前後編でお届けします。

マーナなら安心。深い信頼のきっかけは?

「マーナなら間違いない、信頼度すごいです」

取材がはじまった途端、そう朗らかに語るのは、数々の著書を出版し、NHK「きょうの料理」でもおなじみのお米料理研究家・しらいのりこさん。

実はしらい家にはマーナ商品がたくさん。キッチン、トイレ、お風呂場にまでアイテムが増えているそう。

「次々買うからもう入れ食い状態(笑)マーナの商品って慎ましいんですけど、どれもよく行き届いていて、いいものなんです」

はじめて暮らしに取り入れたのはマーナの看板商品「おさかなスポンジ」。周囲の料理家たちがこぞって愛用していたことを機に、使いはじめたそう。最初は「なぜこんなにファンシーなスポンジを?」と不思議に感じていたそうですが…

「実際、使ってみるとめちゃ機能的なんです。先端で汚れをすくえるし、くびれがあって握りやすい。他社商品も一通り試しましたが、おさかなスポンジが一番です。我が家は常に2つあって、新しいものは食器・調理道具に、使い込んだらシンク掃除用にスライドして使い切ります」

1,000円ちょっとでストレスフリー。お米が驚くほどくっつかない

そこから使い心地のいいツールに出会うと「これもマーナ、あれもマーナ」という出会いが続き、ついにマーナ愛を盤石にしたのが「極しゃもじプレミアム」。365日お米を炊き続けるしらいさん。仕事柄、20本弱のしゃもじを使い分けていましたが、今はこれ一筋。

「もうしゃもじはマーナの『極しゃもじプレミアム』しか使いません。どの現場にも持っていきます。忘れるとソワソワしちゃう。私にとって刀みたいなものですから(笑)」

その理由はずっと諦めていたストレスを軽やかに解消してくれたこと。

「とにかく米粒がしゃもじにつかないんです。『雪のせた?』ってくらい、お米がすすーっと茶碗におさまっていく。除雪スコップも驚きの米ばらいの良さです」

(すくって、すとん)

「道具は実用性が一番。木のしゃもじも情緒がありますが、米粒がくっつくんですよね。1,000円ちょっとで毎日気持ちいいんだから『炊飯器付属のじゃなくて、マーナのしゃもじにしなさいよ』って日々布教しています」

後編では、最近発売された「きほんのキッチンツール」を使いながら、料理家として活躍するしらいさんのキッチンツール論を聞かせてもらいました。

Profile
しらいのりこさん
お米料理研究家。夫・ジュンイチさんと炊飯系フードユニット「ごはん同盟」としても活動中。著書『お弁当はこれでいいのだ』ほか多数。
Instagram:@shirainoriko

写真と文:七緒