よみもの

【本多さおりの推し②】お皿としても使える「まな板」

整理収納コンサルタントの本多さおりさんに、マーナの「推しアイテム」の使いこなしを綴っていただく短期連載。第二回は、お皿としても使える「まな板S」です。

本多さおりさん
「生活重視、ラク優先」の整理収納コンサルタント。暮らしをラクに、楽しくする収納やモノ選びを提案。収納や家事をテーマにした著書はロングセラー多数。Instagram:@saori_honda

選ぶのは、シンプルで多機能な道具

生活道具を選ぶときは、自分にとって「こうであったら」という機能やデザインを具体的にイメージして、いろんな商品を見ます。

たとえば色だったらモノトーン。ステンレスや木など、素材がそのまま使われているものにも惹かれます。

形状はなるべくシンプルなもの。それでいていろんな用途に使える可能性があるとなおうれしい。手に取り、目に入るたびに「いいな」と思う、けれど主張しすぎず暮らしの風景に自然と馴染む生活道具はすばらしいと思います。


(一軍キッチンツールは、調理台の横に。ブックエンドで仕切って収納)

カットして、そのままお皿に

マーナから昨年発売された「まな板S」はまさにそんな生活道具。一見とてもシンプルなのに、機能は”食材を切る”だけにとどまらない優れもの。丸くてお皿がわりにも使いやすいのは、傷つきにくく表面がさらっとしていて、いかにもまな板な感じがしないからだと思います。

我が家の朝食の定番・サンドイッチは、「まな板S」で切って、そのままお皿として食卓に出すこともしょっちゅう。洗い物も減って、せわしない朝を助けてくれます。

もちろん日々の調理でも大活躍。絶妙にちょうど良いサイズ感で、角の丸い形の使いやすさも、新たな発見でした。丸いとどこからでも包丁を入れやすく、縁があるから食材が落ちにくい。そして、滑り止めによって使用中にずれにくいので安心感があります。

表面が決まっているのも良いなと思いました。これまで使っていたまな板は裏表がなかったため、自分が裏にしている側を夫が表に使ってモヤっとすることも。表が決まっていると、使うときに迷うストレスがありません。


まな板S

一見シンプルな生活道具でも、日々使うことで「そういうことか!」とデザインの理由に納得できる瞬間は気持ちが良いものです。この「まな板S」を通して、マーナアイテムへの信頼と愛がまた深まった心地がしました。

余談ですが、先日海外で暮らす友人にこの「まな板S」を贈ったら、とても喜んでくれて、こんなメッセージが届きました。

「ちょっと野菜や果物を切るのにちょうど良い大きさ。音も静かで洗いやすいし、感激です!」

これから新生活を始める人への贈りものにも良いかもしれません。